企業名:エス・エー・エス株式会社

代表者名:青山秀一 代表取締役

業種:情報通信業

主な業務内容:金融・流通・クレジット業務を中心としたシステム構築、コンサルティング、バックオフィス業務支援のクラウド・パッケージ製品などの開発販売、文教向けソリューションの提供

従業員数:98名(グループ合計115名)

企業URL:http://sas-com.com/

WLB成功のコツ~

⦿ワーク・ライフ・バランス推進が当社の経営理念に合致しており、制度として事業運営に組み込まれ、全社的な取り組みとなっていること

⦿経営トップが先頭に立って推進に取り組んでいること

⦿各部門横断的なメンバーで結成された「ワークライフバランス推進チーム」が社内の要望をとりまとめ、検討し、改善に結びつけていること

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青山社長(左)と三原氏(右)

クラウドサービス(勤労の獅子、eco@給与Lite)のポスター前にて

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【会社エントランス】

①  導入に至る経緯(背景、ねらい、準備期間など)

当社は「常に質の高いサービスを提供し 会社のスキルアップを通じて SAS全メンバーの生活水準の向上を図ると共に社会の笑顔に貢献していく」ことを経営理念とする。

この経営理念のもとに、社員が笑顔を共有できるよう、早い段階から、社員同士の交流の機会を増やし仲間意識を育むとともに、仕事の効率化や福利厚生面を含めた社員が働きやすい職場づくりに取り組んできており、これがすべての取り組みの基礎となっている。

 

②  取り組む事を決めたきっかけ

2008年ころ、ワーク・ライフ・バランス関係セミナーに参加したことを契機に、ワーク・ライフ・バランスの推進を意識して更に取り組みを強化・推進し、2010年に東京ワークライフバランス認定企業(長時間労働削減部門)に選定され、2012年に港区ワーク・ライフ・バランス推進企業(働きやすい職場環境づくり分野)として認定されるところとなった。

 

③  取り組み内容(導入した内容、成果と課題、それらの克服方法)

東京ワークライフバランス認定企業選定および港区ワーク・ライフ・バランス推進企業認定の段階での主な施策は、長時間労働削減に向けた、①NO残業デーの実施、②「残業申告」の義務づけ、③業務効率化に関する教育研修の実施などであるが、その後グループウエアを導入し情報共有の利便性向上に取り組んでいる。

一連の取り組みにより、社内のワーク・ライフ・バランス推進への認識・意欲は高まり働きやすい職場づくりが進むとともに、当社の取り組みについての社外の認知度も高まり、入社希望者をはじめ社外の評価にも好影響が生じている。

また、2015年度の当社の離職率は同業他社と比較しても圧倒的に低い2%に止まっており、これもこれまでの取り組みが要因の一つとなっているものと思われる。

 

④  今後の展開(新たに検討している施策)

子育て中の社員と介護を必要とする社員を対象にテレワーク制度を既に整備している。子育て中の一部社員が利用している一方で、介護のための利用はまだないが、社員の平均年齢が34歳と若く、今後の年齢上昇や社員の増加にともない、子育てや介護を必要とする社員は確実に増加していくものと見込まれるので、今後の効果に期待している。

また、営業部門などを対象にモバイルワークを実施しており、今後対象部門の拡大を含め推進していく予定である。

 

⑤  これから取り組もうとしている企業へのアドバイス

当社にとっては、ワーク・ライフ・バランスの推進は、経営理念に合致しており、社内外のステークホルダーの満足度を高め「笑顔」を実現するとともに、最終的には業績向上にも寄与するものと思っている。

同じような経営理念を有する会社にとって、ワーク・ライフ・バランス推進の適合性は高く、企業経営にとって極めて有効と思うので是非取り組むことをお勧めしたい。