企業名:株式会社バリューソフトウエア

代表者名:酒井雅美 代表取締役社長

業種:情報通信業

主な業務内容:ソフトウェアの受託開発、サーバ―システムおよびネットワークシステムの設計・構築・各種研究開発

URL https://www.valuenet.co.jp/

 

〜WLB成功のコツ~

⦿経営トップが必要性を認識し、早めに取り組みを開始したこと

⦿管理部門のトップが責任者となり担当者を決めて取り組んだこと

⦿取り組みにあたって、各種支援施策を有効に活用したこと

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【酒井社長】

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【 社内MVP表彰式の様子 】

①  導入に至る経緯(背景、ねらい、準備期間など)

社長のコンプライアンス重視の経営姿勢と少子高齢化時代を迎え必要とする多様な人材を確保するには、従来の採用活動だけでなく、女性ならびに高齢者の活用も不可欠であり、長期的な展望のもとに早めの対策を打つことが必要との認識がすべての取り組みの根幹となっている。

 

②  取り組む事を決めたきっかけ

上記の社長の考え方をもとに、部分的な取り組みは3〜4年前から始まり、それがワーク・ライフ・バランス推進として意識された総合的な取り組みに発展し、制度も整備され、内容も充実してきた。

これに伴い、各種認定等にも取り組み、2014年の次世代認定マーク(くるみん)取得、2015年のとうきょう次世代育成サポート企業登録、港区ワーク・ライフ・バランス推進企業認定に結実している。

 

③  取り組み内容(導入した内容、成果と課題、それらの克服方法)

一連の取り組みの中での主要なものは次のとおりである。

ア. 妊娠中や産休・育休復帰後の女性社員向け相談窓口の設置

イ. 介護のための相談窓口の設置

ウ. ノー残業デーの設置(水曜日、社員全員にメールで周知している)

エ. 毎月の衛生委員会での勤怠状況の確認(休みの取れない社員、高稼働の社員を確認し、対策に向け上司にフィードバックしている)

相談窓口の利用は会議等での周知等により徐々に増えているが、現在は女性社員が8名と少ないことや、社員の年齢が若いことから、出産・育児や介護を必要とする社員も少ないのが実態であり、むしろ必要性の高まる今後の効果を期待している。

残業の削減についての認識はかなり高まってきているが、当社の業務の性格上、納期の業務繁忙という問題を抱えており、決め手となる対策がなく苦慮している。ノー残業デーの徹底によるメリハリをつけた働き方や仕事の見直し等により、残業削減に向けさらに努力していくこととしている。

 

④  今後の展開(新たに検討している施策)

今後は、これまでの取り組みにおいて策定してきた制度を継続的に運用していく中で、その中身を点検して見直し、さらに充実していきたいと考えている。

なお、今年度(2016年度)は、東京ワークライフバランス認定企業(休暇取得促進部門、仕事と育児の両立推進部門、仕事と介護の両立推進部門、職場における女性の活躍促進部門)に向けて現在申請中である。

 

⑤  これから取り組もうとしている企業へのアドバイス

今後の人材確保には女性ならびに高齢者の活用も不可欠であり、そのためワーク・ライフ・バランス推進が必要であることは明白である。

取り組みに伴うコストやその他の問題はあるが、行政による補助金やその他の支援施策も用意されており利用可能なものもかなりあるので、積極的に利用すべきである。

自社の将来を展望し、できるだけ早期にワーク・ライフ・バランス推進に取り組むことをお勧めしたい。